家を建てる上で、外壁選びはとても重要です。コスト的に「振れ幅が大きい」こと、機能的に「種類によって大きく異なる」「将来的なコストにも影響がある」こと、デザイン的に「まず目に入る箇所」であること。本記事を読めば、大まかに外壁の種類と性能について知って頂けると思いますので、是非最後まで読んで頂けると幸いです。「コスト」「性能」「デザイン」のバランスを考えながら自分達にあった外壁を選んでいきましょう。
外壁選びは将来のメンテナンスコストに直結
デザインも大事ですが、性能とコストのバランスを考えて外壁を選択できれば、将来のメンテナンスコストを下げることができる可能性があります。誰でも家を建てた後のメンテナンスは気になりますよね?約10年でメンテナンスが必要になる外壁材もあれば、約40年はメンテナンスが必要にならない外壁材もあります。一般的にはメンテナンス頻度が多いほど安い外壁材になったりしがちですが、外壁材の種類はたくさんあります。「コスト」「機能」「デザイン」のバランスを見て選択していけるようになりましょう。
比較ポイント
比較ポイントは、「コスト」「性能」「デザイン」です。
まずは、自分の家と相性が良さそうな外壁材がなんなのか確認していきましょう。
上記比較表の外壁コストはあくまでの目安なので、必ず建てようと検討している建築会社に見積を出してもらいましょう。
性能について気にするべき比較ポイントはメンテナンス頻度です。10年前後で塗装する必要がある外壁材はあまりおすすめしません。外壁の塗装には、足場の設置が必須になります。足場だけでも㎡あたり1000円前後しますので、一般的な一軒家で30万円前後かかることになります。外壁材としての耐久性、コーキングなどの防水機能部分の耐久性もそれぞれ確認する必要があります。どちらかがダメになるとメンテナンスが必要になります。
外壁の種類
外壁材は、「塗装」「サイディング」「ALC」「タイル」大きく4種類あります。
まず、前提として建てる場所や構造によって耐火性能の要求が違ってくることを覚えておきましょう。ひとまず本記事では、「防火地域になると少し外壁のグレードを上げないといけないんだなぁ」と頭の片隅においておきましょう。(細かくは別記事で記載予定です。)
今回は大まかに下記の比較表にて違いをまとめました。
厳密には、塗装には「数多くのカラーバリエーション」「塗り調」があったり、
サイディングには「窯業系」「金属系」「樹脂系」「木質系」と更に4種類があったり、
ALCには「50mm」「100mm」厚みが違うものがあったり、
タイルには「大判タイル」「ボーダータイル」など細分化するとご説明が大変なので今回は割愛させていただきます。(いずれ別の記事に書きたいとおもいます。)
まとめ〜おすすめの外壁〜
筆者のおすすめは、圧倒的にサイディングです。なぜなら、コスパがよく、デザインも豊富で中には30年保証などにも対応しているからです。なかでも「窯業系」「金属系」はコストと性能を重視している方にとっては最適解になると思います。
コメント