失敗しない建築会社を選ぶ方法5選

会社選び

皆さんは生涯年収の何割が住宅に使われるかご存知でしょうか?

正解は一般的には約2〜3割くらいです。

一生に一度あるかないかの住宅購入は絶対に失敗できません。

今回は新築住宅を建てる上で、失敗しない会社を選ぶ方法を簡単に5つのポイントに絞ってご紹介していきます。(中古マンションなどは別記事にて掲載予定)

この記事を読めばきっと少しは後悔しない住宅購入ができると思いますので、最後まで読んで頂けると嬉しいです。(下記ポイントの順番は筆者が考える優先順位と同じです。)

心構え(説明を鵜呑みにしない)

ごく稀に「契約を解除しようと思う」と言った相談を受けることがあります。

失敗した理由のほとんどが「営業トークに乗せられた」「とりあえず契約した」と言ったようにしっかりと検討期間を持たずに勢いで契約をしてしまったケースがほとんどです。住宅購入の検討は大変ですが、必ず半年以上の検討期間を設けていただきたいです。

営業トークの具体例に「とりあえずキャンペーンを適用する為に仮契約しましょう」と言われ、焦って契約をしてしまうケースがあります。こういった営業トークはハウスメーカーの営業マンの常套句です。キャンペーンはすぐにまた来ますし、仮の契約なんてありません必ず途中で契約を解除すると違約金等が発生するような契約書になっているはずです。数百万の手付金を無駄にしない為にも営業トークに載せられないように予め心得ておきましょう

また、「弊社は第三者検査をしています」と言ったようにあたかも他の会社よりも優れているような 説明をしてくることもよくあります。新築住宅の第三者検査は義務検査です。このように当然のことを営業トークとして説明してくる場合もあります。知らないことは当然ですが、絶対に鵜呑みにしないように気をつけていきましょう。

とは言うものの悲観的になりすぎるのは良くありません相手が人である事を理解しておく必要があります。例えば、嫌だなと思う人に良いサービスを提供したくありませんよね?(接客経験のある人だと分かって頂けるのではないでしょうか)営業マンとの良好な人間関係は、後々の値引き金額にも直結していきます。できる限り不快にさせず抑えるべきポイントを抑えていきましょう!!

人(担当者の対応を比較する)

営業担当者のレスポンスの速さは大切です。休みの日を除いて2日以上返信がなかったり、夜遅くにメールが届く場合は要注意です。レスポンスが遅い理由は、営業担当者に問題がない場合でも会社に問題があるケースが多いです。

もし仮に、契約した後は長い付き合いになります。フィーリングも大事ですので、今後長いお付き合いができそうか営業担当者の対応にしっかりと目を向けておきましょう

個人的には、レスポンスの速さと柔軟性の高さはしっかりと事前に確認しておきたいポイントです。レスポンスの速さと柔軟性の高さは契約した後にも必ず影響が出てくると思っています。

コスト(相見は5社くらいに絞って取る)

たまに申し訳ないと遠慮してしまい相見積もりを2社くらいに絞っている方がいますが、相見積もりを取ることは誰でもやっていることです。相見積もりはお客様の権利なので遠慮することはありません

とは言うものの相見積もりをたくさん取れば良いと言うことではありません。重要なことはポイントを抑えて、比較して検討することです。特に住宅設備(キッチンのグレードなど)はピンキリだったりするので、できれば要望リストを作成して比較しやすいように工夫しましょう。(要望リストのフォーマットは近日公開予定)比較をする手間などを踏まえると5社くらいがおすすめになってきます。

筆者のおすすめとしては、要望リストを作成して、5社くらいを目安に気になる建築会社に見積依頼します。そして最終的には2〜3社に絞って最終的にどこまで値引きしてもらえるか確認していくことをおすすめします。

機能(断熱や外壁、防水の性能を比較する)

まず目に見えてこない性能があることを知っておきましょう。具体的には、「断熱材」「外壁」「屋根」「防水」と言った部分は目では分かりませんが、ランニングコストやメンテナンスコストに直結してきます。営業マンから説明がないのは論外ですが、説明がなければ必ず事前に確認しておきましょう。

筆者のおすすめは下記の通りです。※筆者の独断と偏見ですので悪しからず。

・断熱材(別記事にて記載していますのでそちらもご確認ください)

→硬質ウレタンフォーム 壁:厚み40mm~厚み50mm 屋根:厚み50mm以上

→ウレタン吹き付け 壁:厚み40mm~厚み50mm 屋根:厚み50mm以上

・外壁

→窯業系サイディング(種類が多いくデザイン・性能・コストのバランスが良い)

・屋根

→ガルバリウム鋼板(デザイン的には見えてこないので耐久性とコスパを優先)

・防水

→アスファルト防水(プラス抑えコンで約40年前後の耐久性)

デザイン(施工実績を確認する)

ポイントの最後は、施工実績を自分の目で確認することです。どんなに良いデザインや機能、コストを説明されてもこれから建てる家がどうなるかは自分の目で確認することはできません。建ってから「こんなはずじゃなかった」と後悔しない為にも、これから建てようとしている建築会社の施工実績は必ず確認しておきますよう。ハウスメーカーの場合は特にですが、ショールームだけでなく、できれば工事中の現場を「躯体工事中」「内装工事中」の2回に分けて見学させてもらいましょう。

まとめ

以上のポイントを全て実践できなくても問題ありません。頭の片隅に入れて打ち合わせに臨むだけでもきっとより良い家づくりが可能になると思います。良ければ皆さんの失敗談をコメントで教えて頂けると嬉しいです。これからも皆さんの家づくりを応援できる記事の作成をしていきます!!

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